ルーミス「やさしい人物画」模写その2
2020年3月も継続してルーミスを練習できました。
ルーミス先生の初版は80年近く前なので、解剖図に間違いがあります。こちらを参考にして修正しています。
ページを進めながら骨人間も繰り返し練習しています。それでも、ぬるぬるとした動きにはほど遠い、奥が深いルーミス骨格。
ルーミス先生を始めて、私のひとつ目の難関はこの『遠近感の強調』でした。P66の立体感を出すための断面図、楕円を繋げるのも苦手で。楕円と円柱、立方体をもっと練習しよう。
ペン画はクリスタの薄い鉛筆、その他は鉛筆Rを使用。
ルーミス骨格を描いた上にレイヤーを重ねて描いています。
最初に本を手に取った時は「高校美術までしかやってこなかった私に後半のヌードデッサンまで続けられるのか!?」とモチベの持続を心配していました。でも、現時点では少しずつページを進めるのが楽しいです。ヒトカクと同じで、土台の基礎を身につけて「私でも描けるんだ!」という成功体験がやる気に繋がっています。
後日見直したらデッサンの狂いだとかで頭を抱えるでしょう。でも、視る目も身体の比率の捉え方も確実に成長しています。
楽しく描くことができていてとても嬉しいです。