有償添削sessaを初めて利用してみました
タイトルの通りsessaを利用して思ったことを記録に残しておこうと思います。
自分でもおかしいと思いつつどうやって直したらいいかわからない!と悩んだ箇所が添削されて霧が晴れたような気持ちになれた!という体験談です。
ネットでのイラスト描きが普及した今、自分以外の方にオンラインで添削していただく方法も増えてきました。
お絵描きサロンで有志の方に添削してもらう。
お絵描きユーチューバーに動画で添削してもらう。
今回私が利用したのがsessaです。
添削結果の著作権は依頼者に移るのでSNS公開可となってます。(よくある質問に記載)
私も2020年にTwitterでリツイートされてきた添削を見て、いつの日か有償添削に出すとしたらこの先生にしよう!と考えていました。
みみみかん!!先生です。sessaでは「あなたの先生」として気になる先生を登録できるので、気になる先生がいたらブクマがわりにもできます。
私は2020年にsessaにTwitterアカウントでログインしてみみみかん!!先生だけ登録していたので1年以上経って久しぶりにsessaに行って「あの時の添削はこの先生だ!」とわかりました。
そして返却された添削がこちらです。
眩しい! 麗しい!! そしてわかりやすい!!!
しかもネットで添削依頼して約1分で承認され、40時間ほどで添削が返却されました。早!
添付ファイルに載せきれなかった情報が載せてありますとあったので開くとそこでもまず褒めていただきました。嬉しすぎる〜!
何歳になっても花丸もらえるのは幸せな気分になります。
今回sessaに出そうと決めていたので、お金がかかるのだからとイラスト製作中も構図や背景を頑張る→sessaのみんなの添削を読んで自分の絵で違和感のあるところを潰す、といつも以上に気を張って制作していました。それをプロに添削していただくのでそりゃあ大量に経験値が入ります。
初sessaをみみみかん!!先生にお願いしてよかった〜!という達成感とともに精根尽きて、そのあと体調を崩しました😂
何度も添削や添付ファイルを読み直して、これからのお絵描きに役立てていきたいです。
以下は初sessaで戸惑ったことなどの記録です。
・どの先生にお願いする?
sessaも登録されている先生が多い人気サイトなのでどの先生にしようか迷うかもしれません。
私のようにTwitterのTLに流れてきた先生をチェックする以外にもsessaトップページにある「みんなの添削」で好みの添削を探したり、
添削を依頼する→添削者を選ぶ→直接選ぶ
から添削実績の多い(現在依頼受付中の)先生からソートできたりもします。
先生も背景メイン、アニメーターさんなどの線画構図メイン、そしてカラーイラストの完成品を詳しく添削してくれるなどいろいろです。
二次創作やセンシティブ絵がOKかも先生によるのでプロフィール欄を熟読して下さい。
・人物複数+背景だったので依頼料は割増した方がいいのか?
今回お願いしようとした先生はその点についての料金設定は記載されていませんでした。
sessa利用前に読み込んでいたやましさんのsessa体験記で承認に時間がかかり一度キャンセルして料金を上乗せして依頼し直した(結局承認が大幅に遅れた理由はわからず)とあったので気になっていたのです。
まあ依頼料での質問個数は明記されていたので、その範囲で添削してくださるのだろうと大幅な料金の上乗せはしませんでした。ちなみに依頼料は税抜き価格なので依頼時に消費税が加算されます。
今回の悩み・質問 は
・積雪後の晴天下でのライティング
・俯瞰のデッサン狂い
・制服やマフラーのシワの塗り方
の3つで提出しました。
結果その質問に加えて「更に一工夫」としてもう1シート解説が追加されてます。
・iPadでデータの送信がうまくいかなかった
初めてのsessa依頼にドキドキしながら依頼文を描きクレジットカード情報など必要事項を入力して依頼ボタンを押したのですがエラーが起きる。クレジットカードを初めて利用するサイトでの送信連打は怖いので心臓に悪いです。
Twitterで愚痴るとすぐsessa公式がリプしてくれました。
pixivでもiPadからはイラストが投稿できず解像度を下げて投稿していたので、やはりiPadの問題かな…ブラウザを変更してもダメだったので家族のPCにデータを移動してやってみたら一度で画像をアップロードでき依頼することができました。
・依頼者側からの感想総括
一言で表すならまた利用したい!です。
依頼時のエラーに心臓バクバクしていましたが、一度経験してみると流れもわかったし私には利用しやすいサービスだなと思いました。
今回実績が多くレスポンスもトップクラスに早い先生だったので尚更ですが、とても満足度が高かったです。
よー清水先生『「キャラの背景」描き方教室』模写
カラー背景1ヶ月チャレンジを行っておりました。
参考にした本はこちら。
Twitterでも評判のよかったS-Oilブラシをはじめ24種のブラシと作品データが特典としてDLできます。
大まかな作業時間が描いてあって、だいたい10時間前後。私が模写するとなると1.5倍かかるとして1枚15時間。1日の作業時間に1時間半とって、1ヶ月で3枚描けたらいいなと計画を立てました。
Scene1 雨上がりの少女
目安10時間・実際の作業時間6時間50分
最初ぱらりと読んだ時はグリザイユ画法に近いのかなと思いましたが、ラフをグレーのシルエットで描いて下描き・ライティング、オーバーレイで着彩・クリッピングしたものを下絵にして、通常レイヤーで描き込んでいく方法でした。
初級者に毛が生えた程度の私には、まずシルエットからキャラのラフ線画を描くのが難関でした。半年前の私だったら間違いなく挫折していた…いつもと違うアタリの取り方に四苦八苦しながら描いています。そして、あとからアオリにしては顔が大きかったので修正しました。
背景はとにかく雲をいい感じに描きたい!と特典ブラシを使うのが楽しみでした。…が、テクスチャが利いたブラシ1本ではなく数本を組み合わせている…まだまだ修行が必要です。
私の作業時間が短いのは、描き込みがまだまだ少ないからですね。
でも水滴を描くのが楽しかったです。
Scene2 桜花舞う並木道
目安6時間・実際の作業時間5時間
前景の枝や花びらのぼかしの調節がイマイチになってしまいました。
ただ春の光が朗らかで描いていて幸せだった一枚です。枝をうまく描けるようになりたい…
Scene3はエフェクトメイキングだったので飛ばしました。
Scene4 夕陽の帰り道
目安8時間・実際の作業時間7時間40分
今まではパースを使わない背景でしたが、今回は一点透視図法です。まだクリスタのパーズ定規は使わないで、特典のパースブラシを使用しました。
描き方としてはScene1,2の方法が間あいだに使われているので、いきなりこの絵から挑戦しても私にはわからなかったと思います。いや、順番に描いていても風景描くの下手なのは仕方ないと割り切ってました!
ラストの色調補正レイヤーで一気に夕焼けになったのに興奮の1枚です。
よー清水先生のイラストは描き込み量がすごい上に透明感半端なくて、模写していても近づけない領域がある…! 意外にも短い時間で完成しちゃってるのはその辺が足りなかったかなと。
そんなわけで、6月も残り9日のなか、もう1枚チャレンジしました。
Scene5 博士の愛した研究室
目安10時間・実際の作業時間13時間30分
二点透視図法の背景です。特典のパースブラシの後にクリスタのパース定規も使ってます。
このパース定規、私の場合まだ不慣れなのでこの辺に手間取って今回時間がかかってしまいました。
教授を描くのが楽しかったです!
でも助手の女の子、猫ちゃんも含めて人物の存在感を高めるのがうまくできずにもやっとしてしまいました。
光の差し込む角度がバラバラになってしまったりと反省点はたくさんありますが、これだけ背景を描き込んだのも初めてだったので、これからも挑戦していこうという気持ちの土台になったと思います。
これにて1ヶ月チャレンジ終了です。
また時間がある時に表紙絵の模写をやってみたいな〜(難しそうですが)
クロッキー、ジェスドロ501〜600日
この期間にじぇすどろパーティーが始まりました。
毎週木曜日20時に多彩なモデルが登場してジェスドロをしよう!という企画です。
時間構成はcroquiscafeと同じく1分×5、2分×4、5分×1 なのでとても馴染みがあります。
着衣ですのでYouTubeにアーカイブがあり、あとから練習するのもOK。
素敵な企画をありがとうございます。
参考にした動画や写真はこちら(順不同・敬称略)
#じぇすどろパーティー
#croquiscafe
#エア関ドロ会
#骨格クロッキー
#1日5ポーズクロッキー(マンレボ)
#senshi stock
#posetrainer
#Quickposes
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あいかわらず毎日これだけの日数を続けている割には「描けてないな」と悩んでいました。
毎日ジェスドロをやる意味を考えて、ただの作業になっては身に付かないのにと悶々としたり。ただ、気に入った線を引ける日が不意に訪れるので、絵描きの体調を見定めるのには役立ってました。
ちょっとジェスドロ低迷していた理由の一つにiPadのペーパーライクフィルムを変えてなかったのがあったのですよね。
600日近くなった頃には貼り続けて5か月くらいになっていたと思う。今までは大抵3か月で張り替えていました。ツルツルになると最初にジェスドロで余計な力が入ってしまい手首の痛みが酷くなるので、それを合図に。
今回は自分でApple Pencilを持つ手の力加減に慣れたのか、ペーパーライクフィルムが削れてツルツルしてきても手首が痛くならなかったのです…
替えのフィルムは購入してあったけど、貼り替えの手間と気泡が入るストレスが不器用な私にとっては大きくて先延ばしにしてました。
この先620日目くらいに張り替えたらまた線を引くのが楽しくなったので、やっぱりデジタルお絵描きの画面の摩擦は大事でした…
『キム・ラッキの人体ドローイング』模写その8
キムラッキ模写8ヶ月目です。
4章『動きから見た解剖学』の途中ですが、ここでひとまずキムラッキ模写練習を終わることにしました。8ヶ月続けてきて、途中つらかったこともたくさん。でも、ページ数もある4章を描いていると箱から人体が全身描ける、描けるよ!と成功体験の積み重ねができる。
まだページを進めたい気持ちもあったのですよね。でも、楽しい描きたい!ってとこで中断しておけば、他の技法書を経てまたキムラッキに帰りたくなるかな、と。嫌々月末までやって区切りがいいからやめるぞーって考えだと、きっと戻ってこない。
8ヶ月間、カバーを外して家の中で持ち歩き、iPadで模写していました。時にはブックスタンドで折り曲げて、時には寝室で寝そべって描くのに開きやすかったです。
カバーと帯を巻いて本棚に戻ったキムラッキ。これからも動きのある人体を描く時に迷ったらお世話になります。
『キム・ラッキの人体ドローイング』模写その7
キムラッキの模写7ヶ月目です。
引き続き第4章『動きから見た解剖学』を続けています。
3日で見開き1ページを模写するペースなので、1ヶ月では20ページくらいしか進んでいません。こう数えると「少ない!」と思いますが、毎日何かしら解剖学を意識した全身図を描いているので積み重ねにはなっていると信じたいです。千里の道も一歩から。
先月末はキムラッキを初めて半年という区切りだったので、気分転換に他の技法書模写を入れようかと思っていました。でも、この4章が楽しくて7ヶ月末は「来月もキムラッキ続けよう!」って気持ちが占めています。
現時点で並行して行っている練習がジェスドロと顔トレスがメインなので、衣服を着た全身も練習しなくては…と思いつつも保留になっていますね。
ありがたい電子書籍割引セールなどでポーズ集や衣服のシワの本もあるので活用していきたいです。
『キム・ラッキの人体ドローイング』模写その6
キムラッキの模写6ヶ月目です。
キムラッキでも男女の筋肉、肉付きの差がわかりやすく描かれていますが、比較的筋肉質な女性が多いのでジェスドロする時には気をつけなければいけません。いつも肩をがっしりと描いてしまう…
3月末でキムラッキ模写を始めて半年になりました。
やり始めの頃は本の厚さと情報量の濃さに慄き、月毎に技法書を変えて気分転換したほうがいいかなと思っていました。でも、小さな積み重ねで全身を描くのにも慣れてきました。
図形化する時の箱を描くのはまだ下手ですね。それでも、体の側面や骨盤の傾きをまずは観ようとする癖がついたのが収穫です。
あとひとつ。キムラッキの横長の本ですが、半年お世話になってとっても私には合ってます。
カバーを取り、机ではブックスタンドに折り曲げて挟みやすい。寝室でiPadで描く時は枕の上に傾けて開きやすい。
次はキム・ラッキを学んで行きたい。しかし、家中移動してお絵描きしている民には本の痛みが心配。普段手提げに一式入れてるので、さらにキム・ラッキ本は透明ケースに入れることにしました。
— 中央りか (@rikatyuo) 2020年10月1日
タブレット台とブックスタンドがある机でいつも描けるといいんだけど、そうはいかない。 pic.twitter.com/BlTZQxtMzL
持ち運びしたりブックスタンドに立てたりするのにはカバーと帯を取った方がいいなと。
— 中央りか (@rikatyuo) 2020年10月2日
いま1番電子書籍で欲しい本。
このお値段でも紙と電書の両方欲しい〜#キム・ラッキの人体ドローイング pic.twitter.com/WKE4CZmbkx
家の中では透明ケースに入れた上で手提げに一式を入れて持ち運びしてます。
まだまだお世話になりますキムラッキ!
写真模写試行錯誤
練習の練習をしていてもアウトプットが足りない。上達には実践が近道!
これをよく耳にします。
スポーツで例えるならば筋トレやジョギングなどの基礎練を続けても、野球やサッカーなどの種目の上達には繋がらないというのと同じで。
ただ、基礎練を続けることが好きなタイプっているのですよ。技法書模写とクロッキー(ジェスドロ)を日課にして安心を得るタイプ。私です。
ちょっと頑張って好きな漫画の模写をしてうまくいかなくてまた戻ってきたり。
そんな私が僅かな段差を乗り越えられステップアップできたなと実感できたのが写真模写でした。
Pinterestなどネット上には素敵なポーズをとった写真にたくさん出会えます。
でも著作権など心配! 模写・トレス可のポーズ集はまだどれを購入しようか踏ん切りがつかない。
そんな私がお世話になっているのが
#エア関ドロ会
#エアドロ会
さんの写真です(モデルさんによってトレス可・不可があります)
最初はクロッキーした余力で清書して塗りの練習をしていました。
これよりも前の日付になりますが、 エア関ドロ会さんで毎週水曜の夜にワンドロが始まり、初めて1時間で描くってのにチャレンジしています。
大体線画30分、塗り30分くらいで終わらせていたので、後日加筆修正などしていました。
元になる写真があるので、タグを見て参加者さんがどのようにワンドロで描いたりアレンジしたりと大変勉強になりました。
しかし、今の私の基礎力では雑さばかり目立ってしまうので、時間に追われないようにリファレンスをしっかり観る、塗りに挑戦するってことにテーマを絞っていくことにします。
時間短縮のために手を抜くところは抜いて、ネットで知ったクリスタのブラシや加工などを試しました。
そして、3、4時間くらいで仕上げて翌日振り返りをするのを2021.3現在行っています。
人物だけに絞っているので、オリジナルの1枚絵を描くよりハードルが下がります。そして、数をこなせるので手軽に塗りを練習できるのが利点。
まだまだ模索中ですが、描きたい!という気持ちを掻き立てるリファレンスを提供してくださる エア関ドロ会さん、 エアドロ会さんに感謝しつつしばらくこの練習を続けていきたいです。